2010年6月30日水曜日

メイスン&ディクスン #2




邦訳『メイスン&ディクスン』上下巻が届きました。
やっぱり読みにくいですなあ。

柴田元幸さんの「訳者あとがき」をちらりとカンニングすると、歴史上のメイスンとディクスンがアメリカ大陸を測量しながら旅した日々の記録"The Journal of Charles Mason and Jeremiah Dixon"が元になっているのだそうです。
トマス・ピチョンの原著でやたらに大文字が使われていたのも、「十八世紀英語を模して大文字を多用した」ということです。

この「訳者あとがき」の書き出しは驚きました。

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 マーク・ノップラーが二〇〇〇年に発表したアルバム『セイリング・トゥ・フィラデルフィア』のタイトルソングは、本書、すなわちトマス・ピンチョン作『メイスン&ディクスン』に霊感を得てノップラーが書いた曲である。酒飲みで女好きのジェレマイア・ディクスンのパートをノップラー自身が歌い、憂鬱症気味で引っ込み思案のチャールズ・メイスンのパートをジェイムズ・テイラーが歌っていて、特にジェイムズ・テイラーの少し鼻にかかった憂い声(などという言葉はないが)などは、まさにこのメイスン・パートを歌うためにあるのではないかと思えるほどぴったりである。
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 →Sailing to Philadelphia [HDCD]

へえーっと驚くほかない。

 →幻泉館日録:Mason & Dixon


Mason & Dixon

トマス・ピンチョン全小説 メイスン&ディクスン(上)

トマス・ピンチョン全小説 メイスン&ディクスン(下)



9条を殺すな!

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