2012年3月20日火曜日

横紙破り

駁論 吉本隆明


既に結果を知っている問題に関する論争を、時間を遡って後付けで批判するのは、フェアではないんだが。
でも、『駁論 吉本隆明』という本がおもしろそうだったので、Amazonマーケットプレイスで古書を注文した。

吉本さんの本を読む時と同じように、慣れるのに少し時間がかかったが、思い出した、思い出した、この感じ。
吉本さんの横紙破りを、小気味よく粉砕してくれてるわ。

帯の惹句に曰く。

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反核と市民運動の思想的根拠

大岡昇平論,花田清輝論をものして好評を博した著者が
吉本隆明『「反核」異論』でなされた文学者の「反核」声明
に対する,嘲弄・罵倒,論理構成に義憤と危機感を懐き
知識人-大衆論の虚妄性の批判を中軸に,異論を駁する!
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私が70年代後半に嫌な思いをさせられた吉本もどきどもは、人間を二つに分類してみせるのが得意技だったなあ。
たとえば、政治家と文学者。
だいたいインチキな分類なんだけど、大学に入ったばかりの女の子がよく騙されてた。

亡くなった人の悪口をあまり言わないのが美風とはされているが、吉本さんの訃報はみんな偏ってたなあ。
明らかに原発推進してたのに、その部分は見事にカットされてる。

死してなお、原発擁護に利用されまくるヨシモトリュウメイさん。
まあ、本人が悪いんだけどね。

駁論 吉本隆明

思想の危険について―吉本隆明のたどった軌跡





9条を殺すな!

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